人気のカブトムシ、クワガタだけじゃない。
チョウ、カミキリムシ、セミ、トンボ・・・。
誰もが知ってるポピュラーな虫から
見たことないような変わった虫まで。
ひるがの高原は虫にとっても快適な環境みたいです。
昆虫大好きなみんな、集まれ~!








カブトムシ甲虫目コガネムシ科
ご存知、昆虫の王様。子供たちの憧れですね。

カナブン甲虫目コガネムシ科
カナブンの他、もっと金属光沢の緑色がきれいなコガネムシもよく見ます。

マメコガネ甲虫目コガネムシ科
農作物を食べたりするので農家の方からは害虫扱いです。

オオトラフコガネ甲虫目コガネムシ科
虎斑模様がきれいです。お花畑で見かけます。

ハナムグリ甲虫目コガネムシ科
お花畑の常連さん、花粉が大好きです。

ミヤマクワガタ甲虫目クワガタムシ科
牧歌の里付近でもっともよく見つけられるクワガタムシです。いかめしい古武士のような雰囲気です。

コクワガタ甲虫目クワガタムシ科
平地でもおなじみな種類です。サイズは小さいですが、よく見るとカッコいいクワガタです。

ノコギリクワガタ甲虫目クワガタムシ科
牧歌の里付近では少数派。でも人気ぶりは絶大です。

スジクワガタ甲虫目クワガタムシ科
コクワガタにとても似ています。こう見えてコクワガタより気性が荒いところがあります。

アオジョウカイ甲虫目ジョウカイボン科
ジョウカイボンは葉の上でよく見かけます。

ベニヒラタムシ甲虫目ヒラタムシ科
ピンクがきれいな虫です。これもカミキリムシの一種かと思っていました。

ハンミョウ甲虫目ハンミョウ科
夏、お花畑沿いの通路に普通にいます。近づくと1mくらい飛んで離れます。誘導しているように見えるので別名ミチオシエ。

ゲンジボタル甲虫目ホタル科
6月の蒸し暑い日、普通に見られます。牧歌の里の帰り、暗くなるまで待てるといいですね。

ナミテントウ甲虫目テントウムシ科
平地でも普通に見かけます。模様は赤地に黒紋、その逆もいて、しかも紋の数も2紋、4紋、12紋…。全部同じ種類と思えない模様です。

ニワハンミョウ甲虫目ハンミョウ科
ハンミョウと比べると随分シックな見た目です。ハンミョウは肉食系。ほかの昆虫を食べます。

クロツヤクシコメツキ甲虫目コメツキムシ科
起き上がるのが見たくて何度もひっくり返した経験がある人は多いはず。

ナナホシテントウ甲虫目テントウムシ科
平地でも一番普通に見かける人気者。園芸の敵、アブラムシを食べてくれる益虫です。

ジョウカイボン甲虫目ジョウカイボン科
このページを作る際、名前調べに苦労しました。カミキリムシだと思っていました。

ヒゲコメツキ甲虫目コメツキムシ科
ぴょこんと起き上がる様子が名前の由来ですが、米を搗くのをそもそも見たことがない人ばかりかも。

ツチハンミョウ甲虫目ツチハンミョウ科
地面を不格好に歩く姿を時々見かけます。

ゴマダラカミキリ甲虫目カミキリムシ科
人気のカミキリムシの中、最もポピュラーかもしれません。

マルガタハナカミキリ甲虫目カミキリムシ科
花粉が大好きで花に集まるハナカミキリもひるがの高原では多くいます。

ラミーカミキリ甲虫目カミキリムシ科
カミキリムシには珍しい緑色が目立ちます。江戸時代に入ってきた外来種。と聞くと模様も何だか和風でないような…

ヨツスジハナカミキリ甲虫目カミキリムシ科
小ぶりなサイズが多いハナカミキリですが、模様が独特だったりカラフルだったりして、花の上でよく目立ちます。

エグリトラカミキリ甲虫目カミキリムシ科
ハチに擬態しています。虫の世界ではしばしばみられる擬態。何かのメリットがあって化けているのでしょうね。

シラホシカミキリ甲虫目カミキリムシ科
アジサイの上でよく見かけます。シックなデザインのカミキリムシ。

ヘリグロベニカミキリ甲虫目カミキリムシ科
赤がとても目を引くカミキリ。お尻付近の2つの紋がおしゃれポイントです。

ナガゴマフカミキリ甲虫目カミキリムシ科
桜の木でたまに見かけます。地味な迷彩模様で樹皮と同化していてわかりにくいです。

ニレハムシ甲虫目ハムシ科
コガネムシが思い切り小さくなったようなハムシ類。ほとんどが5mm前後ですが、模様や形はなかなか個性派ぞろい。好きな植物が決まっています。

セイヨウミツバチハチ目ミツバチ科
牧歌の里の広大な花畑でもっとも一生懸命働きます。夏から秋、園内でミツバチ関連イベントもありますのでぜひチェックしてね!

ハナアブハエ目ハナアブ科
ハナアブも花畑でよく見ます。ハチと区別がつきにくいかもしれませんが花に来るアブは刺しません。

セモンジンガサハムシ甲虫目ハムシ科
日本産で660種もいるハムシ類。金粉をまぶしたようなこの種類も独特のデザインを主張しています。

クマバチハチ目ミツバチ科
体格も立派で羽音もデカイのでビビりますが、性格は温厚なハチです。

シオヤアブハエ目ムシヒキアブ科
これはハナアブとは違い刺します。牛や馬にもちょっかいを出してくるので牧舎の嫌われ者。馬が神経質そうに尾を振っていたらシオヤアブの仕業かも。

エゴツルクビオトシブミ甲虫目オトシブミ科
オトシブミ。昔の風雅なプロポーズ方法が名前になっています。子育てするため1枚の葉を丁寧にロールキャベツ化したゆりかごの形をそう見立てています。

シロスジヒゲナガハナバチハチ目コシブトハナバチ科
名前の通り花好きなハナバチはどれもよく似ています。ミツバチのような大家族ではなく単独がほとんどのようです。

アシナガバエハエ目アシナガバエ科
葉の上で見かける小さなハエ。金属質の輝きのせいで小さいのに目立ちます。

コクロアナバチハチ目アナバチ科
刺すハチ、刺さないハチ。ぱっと見同じような形が多いので区別がつきにくいです。とりあえず逃げる避けるという人が多いです。

クロオオアリハチ目アリ科
アリも大きな分類で見るとハチ目というのが意外ですが羽アリを見ると納得もします。

ヒグラシセミ目セミ科
夏休み、牧歌の里の周りの林はカナカナ声で満たされます。高原のセミというイメージも強いですね。

ツクツクボウシセミ目セミ科
皆さんおなじみ。鳴き声がそのまま名前になるというのはちょっと珍しいですね。

オオヘリカメムシカメムシ目カメムシ科
このカメムシは典型的な亀形より少しスリムです。

エゾハルゼミセミ目セミ科
ミョーギーミョーギーと低音が響きます。平地にはいないでしょうから聞きなれないとセミの声とは思えないかも。

アシアカカメムシカメムシ目カメムシ科
カメムシが大発生した年の冬は雪が多く積もる、という言い伝えが当地にはあります。

クサギカメムシカメムシ目カメムシ科
カメムシも種類が豊富。ひるがの近辺で最もよく見るカメムシの一つです。

キバラヘリカメムシカメムシ目カメムシ科
きれい、とも毒々しいとも言える黄色と黒が工事中の柵みたいです。カメムシは臭いにおいを出すせいで嫌われ者の虫です。

ツノアオカメムシカメムシ目カメムシ科
緑色がきれいです。模様はいろいろですが形はどれも亀形なのは名前の由来とはいえ面白いです。

アカスジキンカメムシ(幼虫)カメムシ目カメムシ科
とてもひょうきんな模様だったので撮影しましたが調べたら幼虫でした。成虫は全然違うデザインできれいです。

アブラムシの一種カメムシ目アブラムシ科
アブラムシもカメムシ目。嫌われ者なのもわかります。日本だけで600種以上もいるらしく、この写真の名前はまだ不明です。

トノサマバッタバッタ目バッタ科
バッタで一番有名ですね。これもよくいるバッタです。

ナナフシナナフシ目ナナフシ科
枝や葉の葉脈に擬態しています。ノロノロと動くさまは頼りなく見えますが、植物の風景に溶け込んでいて、なにせ目立ちません。

エゴノネコアシカメムシ目アブラムシ科
枝から出ているバナナの房みたいなのはこの虫の巣です。独特の形なので巣は目立ちますが中から生まれてくるアブラムシはまだ見たことがありません。

セスジツユムシバッタ目キリギリス科
クツワムシ、コオロギ類など鳴き虫はたくさんいます。大抵草むらの中なので撮影機会に恵まれません。これはたまたま駐車場でみかけました。

フタスジモンカゲロウカゲロウ目モンカゲロウ科
カゲロウと言えば幼虫がアリジゴクのウスバカゲロウが有名です。このカゲロウも他と同じく飛び方が優雅というかヘタクソというかはかなげな飛び方です。

オカボノクロアブラムシカメムシ目アブラムシ科
植物の葉に子孫を作るための部屋を虫こぶ、虫えいと呼びます。樹木の種類ごとに虫の種も異なるので種類が多いのでしょう。

ケラバッタ目ケラ科
暑苦しい時に似合う鳴き声。ジイーーーーーと低く響きます。

ナミアゲハチョウ目アゲハチョウ科
もっともポピュラーなアゲハです。花畑でぜひ観察してください。

ミヤマフキバッタバッタ目バッタ科
牧歌の里でよく見るバッタです。

オオカマキリカマキリ目カマキリ科
カマキリの巣が高いところにある年の冬は雪が多い・・と、カメムシのような言い伝えがあります。カメムシよりは説得力がありそうです。

カラスアゲハチョウ目アゲハチョウ科
派手ではないですが金属光沢があってきれいなアゲハチョウです。ゆったり飛ぶ姿も優雅です。

ギフチョウチョウ目アゲハチョウ科
岐阜で初めて発見され、その名を冠したありがたいアゲハチョウです。数多くはありませんが、ひるがのでの目撃例が度々聞かれます。

スジグロシロチョウチョウ目シロチョウ科
シロチョウの仲間で多いのがこれと、紋が目印のおなじみモンシロチョウです

ベニシジミチョウ目シジミチョウ科
平地でもポピュラーなシジミチョウです。シジミチョウはどれも小ぶりでカラフルな種類も多く人気があります。

メスアカミドリシジミチョウ目シジミチョウ科
羽の表側のきれいなグリーン色をお見せできないのが残念。ミドリシジミだけでいろいろな種類がひるがのでは見られます。

アサギマダラチョウ目タテハチョウ科
大型のきれいなチョウ。海を渡る長距離の移動で有名ですが、何のためにかはよくわかっていないそう。移動を調べるためにマーキングが行われます。

ヒョウモンチョウの仲間チョウ目タテハチョウ科
ヒョウ柄の羽を開いたり閉じたりして止まっている姿をよく見ます。

ツマグロヒョウモンチョウ目タテハチョウ科
花に止まっているところは結構目立ちます。

サカハチチョウ(春型)チョウ目タテハチョウ科
春に出てくるものと夏のものでは色合いが随分違うチョウです。

サカハチチョウ(夏型)チョウ目タテハチョウ科
夏の方が落ち着いた色合い。春と夏で装いを変える意味は何なのでしょうか。

スミナガシチョウ目タテハチョウ科
地味な色合いですが林でよく出会います。開けた園内では見たことがありません。

コムラサキチョウ目タテハチョウ科
国蝶でもありかつては切手にもデザインされたオオムラサキより小ぶりでシックなデザインです。

コミスジチョウ目タテハチョウ科
ひるがのでよく見かけるチョウのひとつ。忙しそうに飛んでいる姿、じっと羽を開いて休んでいる姿、どちらもよく見ます。

ヤマキマダラヒカゲチョウ目タテハチョウ科
名前の通り薄暗いところによくいるチョウ。目玉模様の紋も印象的です。

ヒメキマダラヒカゲチョウ目タテハチョウ科
ヒカゲチョウの仲間はどれも暗めのデザインでよく似ています。

ミヤマチャバネセセリチョウ目セセリチョウ科
三角の羽が特徴的なセセリチョウ。スピード感のある飛び方で花から花へ移動しています。

ヤママユガチョウ目ヤママユガ科
牧歌の里の動物たちはモフモフ感が人気ですが、昆虫界のモフモフぶりが一部で人気がある大型のガです。名前の通り繭で糸が採れます。

ヒメヤママユチョウ目ヤママユガ科
ヤママユガの小型種。目玉模様の大きさもPRポイントですね。

オオミズアオチョウ目ヤママユガ科
これも大型ですがヤママユガとは趣の異なるデザイン。きれいでもあり少し不気味でもあり。夜に飛来したものでしょうか、朝よく見かけます。

アケビコノハチョウ目ヤガ科
枯葉に擬態した成虫のヘンテコさ、幼虫についた子供のお絵かきみたいな目玉模様にビックリ。名前の通りアケビが食草。園内のあけび橋で運が良ければ見られるかも。

マイマイガチョウ目ドクガ科
このガはオスとメスで羽の模様が異なります(写真はメス)。各地で時々大発生して困らせる厄介なガです。

アゲハモドキチョウ目アゲハモドキガ科
名前のまんまです。これがガとはとても思えません。毒をもつジャコウアゲハに擬態して捕食されるのを避けています。

キンモンガチョウ目アゲハモドキガ科
アゲハには見えませんが確かにチョウには見えるアゲハモドキガ科の一種。葉の上で目立っています。

ヒトリガチョウ目ヒトリガ科
ひとりぼっち、ではなく燈取蛾。灯火によく飛んできます。たくさんの種類がいます。

オオカギバチョウ目カギバガ科
葉の上に止まっているところをよく見かけます。

ヒトツメカギバチョウ目カギバガ科
オオカギバと同じ仲間。やはり葉の上でよく見ます。

ホタルガチョウ目マダラガ科
ストライプが印象的なのでよく見ます。マダラガの仲間も大きさ、色合いが多種多様です。

セグロベニトゲアシガチョウ目ニセマイコガ科
初めて見たときガとは思えませんでした。ひげや舞うような動きなどから舞妓さんをイメージした命名なのですが舞妓蛾もいれば本種のように偽舞妓蛾も。どこが偽なのかわかりません。

ヒメクロホシフタオチョウ目ツバメガ科
これもまたユニークな形です。とにかく蛾の種類はものすごく多くて個性派ぞろいです。

ヒョウモンエダシャクチョウ目シャクガ科
シャクガも大変種類の多さが知られています。ヒョウモンエダシャクはその中でもよく見られます。この仲間の幼虫は俗にいうシャクトリムシ。ユニークな動きです。

コオニヤンマトンボ目オニヤンマ科
トンボの人気ナンバーワン。捕まえた時の生命力は圧倒的です。緑色の目玉も特徴的です。

ギンヤンマトンボ目ヤンマ科
オニヤンマより一回り小さいギンヤンマ。園内では鯉の池や湿地でよく見かけます。

アキアカネトンボ目アカネ科
アキアカネもナツアカネもよく見かけるトンボです。

ミヤマアカネトンボ目アカネ科
羽の先の色合いがポイントです。このトンボもひるがのではポピュラー。

ヒメアカネトンボ目アカネ科
ミヤマアカネよりも控えめな羽の先の模様です。でもアカネの仲間は見分けにくいです。

ノシメトンボトンボ目アカネ科
このトンボも普通に見られます。ほかのアカネのように赤くならず黒っぽい色合いです。

ミヤマカワトンボトンボ目カワトンボ科
きれいな川沿いにいるトンボ。長良川の源流域のひるがの地域ならではのトンボとも言えます。名の通り黒い羽根のトンボは珍しいです。

いかがでしたか。牧歌の里園内や周辺で見られる昆虫たちを紹介しました。
でもこれらはほんの一部。街中では見られない虫が他にもたくさん生息しています。
小さくて、美しくて、たくましい虫たちを見つけて観察してください。
触れられない人も写真を撮れば大丈夫。帰ってから名前を調べると楽しいですよ。
また、このページをアップしました途端にご覧いただいた方々から、間違いのご指摘やアドバイスを頂き、ありがとうございました。
不勉強を恥じるばかりですが今後も定期的に増やしていく予定ですので、
引き続きお見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。