野鳥の宝庫としても知られるひるがの高原に、
暖かい地方で冬を逃れていた野鳥たちが戻って来ました。
待ちわびた春の訪れに、鳥たちは求愛に子育てに大忙しです。
夏から秋もいろいろな鳥がやってきます。
牧歌の里園内で観察できる野鳥の一例をご紹介します。
ぜひ園内でいろんな種類の鳥たちを探してみてください!
ホオジロ
年中みられる小鳥です。高原が似合う鳥。園内の木や標識のてっぺんでさえずる美声が響きます。
ホオアカ
ホオジロに似ていますが名前の通り、ほっぺの色が異なります。パン屋さん近くでよく見かけます。
ノスリ
時々電線に止まって小動物を狙うタカ科の鳥です。ひるがの高原内を移動している感じ。
アカゲラ
木ぼっくりミュージアム前の林で木をつついている音が聞こえます。赤・黒・白が印象的なキツツキです。園内に時々落ちている羽もおしゃれ。
ヒバリ
花畑から飛び出して高く高く羽ばたいてさえずる春らしい鳥。「ピーチクパーチク」はきっとヒバリのことでは。
モズ
ほぼ年中見られますが秋のイメージが強いです。小鳥ですが猛禽です。
ツバメ
皆さんおなじみのツバメは牧歌の里でも人気者。園内の建物のそこかしこに営巣します。
ハクセキレイ
コンクリートの上をチチンチチンと鳴きながらウォーキングしています。平野部でも普通にいます。
シジュウカラ
木ぼっくり前の林にやってきます。ツピーツピーいうさえずりが特徴的。
ヒガラ
これも時々木ぼっくり前の林で見られます。いろいろな小鳥と群れていることがあります。
エナガ
小鳥の中でも一段と小さくかわいい姿。鳴き声もチリチリチリと小さな声。木ぼっくり前の林にやってきます。
カワラヒワ
地味な色合いですが飛び立った時の羽に黄色のラインが入るおしゃれな小鳥。群れていることが多いです。
ヤマガラ
秋に体験工房前のエゴノキの実をついばんでいる姿が見られます。
トビ
ピーヒョロヒョロ、と大空を旋回しています。
カッコウ
園内にはいませんが、近くの森から、名前の通りの鳴き声が響いてきます。
ホトトギス
この鳴き声は牧舎近くの森から聞こえることが多いです。カッコウと同じく他の鳥の巣に産卵することで知られます。
ハシブトガラス
おなじみのカラス。園内ではお客様の食べ物を狙う厄介者扱い。ご注意ください。
アオゲラ
まれに木ぼっくりの林で見られるキツツキ。木をつつくトロロロロロというドラミングが響きます。
ジョウビタキ
渡りの途中か、冬によく鳴き声が聞こえます。オスはオレンジ色がきれいです。
ウグイス
園内近くの森から、おなじみの鳴き声が響いてきます。繁殖期以外はチャッチャツと地味な声です。
野鳥は過ごす場所、好きな場所が異なります。 牧歌の里の周りのひるがの高原には、明るい林、暗い森、渓流、畑、湿原などいろいろな環境に様々な鳥たちがいます。ぜひ観察してみてください。 双眼鏡を持参されるとまた違う牧歌の里の楽しみ方ができるはず。 また、上記以外で牧歌の里で見かけた鳥がいましたら、ぜひ教えてくださいね。